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2014年7月19日

H-GIS 研究会

地名にかかる情報技術に関する研究会

共催

国立情報学研究所公募型共同研究「GeoNLPプロジェクト:自然言語文を対象とした地名情報処理とコミュニティの展開」

大学共同利用機関法人人間文化研究機構・研究資源共有化事業委員会

日時

2014年7月19日

場所

国立情報学研究所(学術総合センター)

発表

  • 資源共有化における地名の役割と時空間への展開
    関野 樹(総合地球環境学研究所)
  • 歴史資料としての地名の活用
    榎原雅治(人間文化研究機構/東京大学史料編纂所)
  • 歴史地名辞書をいかに作るか?
    桶谷 猪久夫(大阪国際大学)
  • 地名情報処理環境GeoNLPの紹介と歴史的な地名に関する課題
    北本 朝展(国立情報学研究所)
  • 地名データのセマンティックWebへの応用
    原 正一郎(京都大学地域研究統合情報センター)

開催趣旨

空間情報は研究資源の探索や解析に有効な糸口や手段を与えてくれる。この中で地名は、場所を特定するために最も古くから用いられてきた要素であり、歴史的な史資料も含めて空間情報を時間的に掘り下げてゆける可能性ももっている。しかしながら、地名を地理情報システム(GIS)や検索などの情報技術の中で扱おうとすると、緯度経度などの座標との対応付け、地名データの抽出、地名同士の時空間的な関係の表現など、さまざまな技術的な課題が浮かびあがってくる。

本研究会では、地名にかかる情報技術について、さまざまな研究組織が進めている取り組みを持ち寄りながらその課題を俯瞰しつつ、今後の可能性や展開についてワークショップ形式での討論を中心に行おうとするものである。